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〒612-8205
京都市伏見区横大路三栖大黒町七
TEL.075-611-1238

COMPANY PROFILE

社長挨拶

Greetings from the president

寛政3年松本治兵衛創業より、数えて11代目、松本総一郎でございます。

ひとえにご愛飲下さる松本酒造ファンの皆様、仕入先様や販売店様、関係者様のご支援、支えてくれる従業員全員の努力の賜物であります。心より御礼申し上げます。

さておき。酒を造る杜氏をはじめ蔵人のことを、職業名称として “清酒製造工” と申します。
清酒製造工の“工”とは、自然に存在する資源を、道具や技術によって加工することで品物にすることです。
古代ではお酒は神様と繋がって、感謝するために作られたと言います。
工の一画目の “一” が天、
三画目の “一” を大地、
二画目の“|”は人
つまり “工“ とは天と地を繋ぎし者のこと。
天地の恵みを、ヒトの知恵によって繋いで、美味し酒にして、感謝を捧げる者のこと。
お酒はいろんなものを繋いでくれます。
人と人、心と心、恋、仕事、ひらめき、芸術…
“工“の文字に酒造りの重要なエッセンスが表現されています。
これは伏見の豊かな湧水や酒米を、とにかくお酒を楽しんでいただきたいという思いで造って、ただただ感謝で酒を市場に送り出すという、私どもの心得そのものでございます。

唐突ですが、皆様、F1というモータースポーツをご存じでしょうか。
実は、松本酒造を継ぐ直前までHondaで広報部に所属し、世界最高峰レースであるF1の魅力を伝えるプロモーション活動に携わっておりました。
人とマシンが一体化して300㎞/hオーバーで抜きつ抜かれつする熱いバトル。
感動で世界中のオーディエンスとサーキットが一体化する様子を伝える仕事をして、
それが縁でワールドチャンピオンのネルソン・ピケが当酒蔵に訪問してくれたこともありました。
こちらは機械工業の“工”ですが、酒造りの“工”と業界は違えども、いろんなものを繋ぐという点では同じ技であります。

皆様どうぞご意見やご感想があればお知らせください。
新しい時代故に酒造りを変えるのではなく、酒造りに還る清酒製造の“工”として、
天地の恵みと皆様を楽しいお酒と感謝でお繋ぎしていきたいと思います。
どうぞこれからもごひいきに、よろしゅうおたの申します。